各種族補足

妖怪について

有史以来永く人と共存してきた種族である。
平安時代には京からすべての妖怪を殲滅したことも、戦国時代には人を滅ぼし妖怪が天下を獲ったこともあったが、『人と妖怪が調和を保たなければ、世界の均衡が崩れ天変地異が起こる』ということが確認され、政府直々に発表されてからは、互いに争うことをやめた。
妖怪のいる家系は繁栄するとされ、必然的に妖怪であることが一種のステータスとなった。

亜人について

1916年前後から急速に増えつつある『特殊能力を持つ人間』を指す。
外見、身体機能は人間と変わりないが、人と亜人では遺伝子に少なくとも0.09%の違いが確認されている。
奇形であるとされる説、進化であるとされる説など様々な説が飛び交っている。
『人の亜種である』という意味で亜人と呼ばれるようになった。
『亜人は人類の進化系であり、人を超えた超人』であると提唱している学者もいる。
未だ謎も多く、亜人の多くは研究機関に隔離されている。
亜人の急速発生時期と第一次世界大戦との時期が被っているが、関係性は不明。

幽霊について

体重21グラム。生身の人間が幽霊に触れることはできない。
物に触れることはできる。
幽霊の方から生身の人間に触れることはできるが、身体を持ち上げたりなどの大きなアクションはできない。
側にいると寒気を感じたり、鳥肌が立ったりなどの現象が起きる。
足下は薄れていてよく見えない。
人格、記憶の保持に関しては個体差が大きく、自我もなく記憶もなくただ彷徨い歩いている者も少なくはない。
意識がはっきりしている者はかなり稀。
恨み、後悔など、現世に強い未練を持った者は幽霊になる確立が高く、その場合、人格はその感情を軸に形成されている。
泡のような儚い存在であり、未練を果たし満足したり、一時的にでも安らかな気持ちになると成仏してしまう。
『臍帯(さいたい)』と呼ばれる二対の紐で、自らの胴回りと『思い入れのある品物』をくくることで、うっかり成仏することを防ぐこともできる。
臍帯は一セット三十万円から販売中。
ただし、あまり使いすぎると擦り切れてしまうため、臍帯を付けていれば100%成仏しないというわけではない。
臍帯でくくる『品物』は人間でも構わない。

宇宙人について

有史以前、どこかの星から宇宙人が地球に訪れていたことが確認されている。
その宇宙人たちがどこから来たのが、何故立ち去ったのか、現在はどうしているのかは一切不明。
大西亜戦争終期に木星の衛星である『エウロパ』との通信に成功、現在は惑星間の親交を深めている。
なお、地球に残された1 : 4 : 9の四角柱であるモノリスとまったく同じものがエウロパでも発見されており、両間の関連性については現在も研究が続いている。
アフリカのオルドヴァイ峡谷で発見されたモノリスは各地を転々とし、現在は天照神国が保有している。
太陽系の外からも様々な惑星の宇宙人が来訪している。
地球から他の惑星に出向くこともあるが、現在の地球の技術では長期星間飛行に耐えうる宇宙船は製作できず、他惑星の宇宙船に相乗りという形での交換留学となっている。
ヒューマノイド(人間型)、アニマリアン(動物型)、エキゾチック(異型)の三種が確認されている。
ここ十年ほど、どの惑星からどの技術を使っても超銀河団の最果ての観測が不可能になっており、この宇宙全体に何か起きているのではないかと危惧されている。

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