は慌てふためきながら後ずさりする。
冷や汗がダラダラと流れてくる。
そして自分の運のなさを呪った。
「どうやら僕達は同じ道らしいねv」
「うん……まぁ、そうだね」
「だけど、あと1人入ってくるまでは扉は開かないらしいよ★」
そう、が落ちた所はヒソカと同じ道。
そしてココは3人で進む道らしい。
つまり、あと1人ココに来るという事である。
『ヒソカから守ってくれる人でありますように』
は切実に願った。
そんな事を考えてるとは知らず、ヒソカはに話しかけてきた。
「待ってるの暇だし、トランプしない?」
「誰と?」
「僕以外に誰がいるんだい?」
ヒソカはちょっと起こり気味のオーラを出した。
ココで怒らせては不味い(というか危ない)ので、は仕方なくトランプをする事にした。
「負けたら一週間僕と付き合ってねv」
「嫌だよ!!」
トランプを開始して数分後。
―――――――カコン。
小さな音が鳴って、誰か1人が入ってきた。
「ん?誰か来たみたいだよ」
が振り向くと
「うわぁぁぁぁあああ!!!!」
そこに立っていたのは全身針だらけ。
非常に不気味な感じの人。
カタカタ言っていて、は更に怯える。
そんなの事を気にもとめず、男は近づいてきた。
「ヒィィィイイ!!針男!!!」
そして思わずヒソカの腕を掴んでしまった。
ニヤけるヒソカ。
怯える。
そんな中、針を刺した男が自分に刺さっている針をぬき出した。
顔が変形するのを恐ろしげに見ていただったが、本当の姿を見て安心した。
「なんだ、イルミか、脅かさないでヨ!!」
(ココでちょっと補足。
イルミとは知り合いである。たまーに仕事一緒にやったりしているので
ゾルディックとはちょっと知り合い≪キルアとかカルトがいることは知らない≫)
そんなに、イルミは
「このくらいで驚いてたらなんでも屋なんてできないよ。
それよりヒソカの腕を離したら?」
その言葉には、初めて自分がヒソカの腕をつかんでいる事に気がついた。
「あ!!うん、すぐ離すよ」
そう言って離そうとした瞬間、ヒソカがの腕を捕まえた。
「別に離さなくても良いよv全然OKvv」
「うぇえ!?離さないと移動できないんですけど…………」
「大丈夫v僕が連れて行くからv」
「イヤイヤ、遠慮しますって」
「そうそう、俺の腕掴みなよ」
「いや、そういう事でもなくて!!!!」
そうこうしているウチに、ヒソカとイルミの争いになった。
「絶対僕の方が良いよvイルミなんかよりも★」
「俺が良いと思うよ、ヒソカ変態だし」
イルミの言葉に賛成したが、どっちもなんか恐くなってきたであった。
そして抗争は続く。
その瞬間はハッとした。
『…ッ二人とも私の事で争ってる…………!!!』
そしてはちょっとニヤけながら。
「私のことで争うのはやめてーーーーv」
その瞬間争いはピタリと止んだ。
「やっぱ喧嘩は良くないね★」
「そうだね」
「オイ!!なんか酷くない!?」
一応3人揃ったので、ドアは開いた。(というかとっくに開いていた)
この3人で進む事に各自少なからず不安を抱いていたが、誰も言う事はなかった。
が、彼等の胸中はこんな感じ。
『ヒソカにはを取られたくないんだよね』
『イルミに取られるのはなぁ………★』
『逃げたい、今すぐに』
ズンズンと奥へ進んでいくに連れて、トラップが増えていった。
「こんな狭い通路に3人もいて、トラップ避けるのにも苦労するね」
が呟いた。
「大丈夫★僕が守ってあげるよv」
ありがた迷惑な話である。
そうしているうちに、目の前から大きな岩が転がってきた。
「じゃー、ヒソカ、あれどうにかしてよ」
「OKv」
そう言うとヒソカは、岩を思いっきり殴って木端微塵にした。
「これでいいのかい?」
は更にヒソカが恐ろしくなった。
精神的に60のダメージを受けた。
そしてあんまり役に立てなかったイルミは負のオーラを出していた。
そして更に奥に進んでいくと
「ん?分かれ道?」
そこには二つに分かれているドアがあった。
そしてナレーター(?)が言うには
『二手にわかれなさい』
『きたーーーーーーーーーーーー!!!!』
は思わずガッツポーズ。
ココはまず何よりも1人で行く道に進みたい!!と思っているのだ。
「んー、どうしよっか?」
「二つに分かれてるしねぇ★」
二人はどうも迷っている様子。
「じゃー私が1人の道を行「「ダメv」」
二人同時に却下された。
「だって悩んでんじゃん!!だったら私が1人で行きたい」
「だからダメだって★」
「は俺たちのどちらかと行くんだから」
『ええええええええええええ』
は心の中で叫んだ。
「じゃ………じゃーどうやって決めるの?」
「ジャンケンで決めようか?」
「そうだねv」
『イルミにジャンケンって言葉に合わねーーー』
ちょっと心で呟いてみた。
「というかさ」
が心で呟いてる時に、イルミが発言した。
「にどっちと一緒に行きたいか聞けばいいんだよ」
「なるほどv」
『ええええええええええええええ!!!!』
絶対マズイよ!!個人的にはイルミの方がいいんだけど、
そしたらあとでヒソカに何されるかわからないし、何より危険だし。
でもココでヒソカと一緒に居ても危険だし、イルミと仕事一緒の時やりづらいし、
イルミにも何されるかわからないし…………………………
ってかイルミ怒ったら絶対恐いし。
というか1人がイイんですけどぉぉおおお!!!
『やばいよ!!!』
がそんな事を考えてるとは知らず、二人はの回答を待っている。
「…………………やっぱジャンケンして」
の出した決断はコレだった。
「わかった、ヒソカ、ジャンケン」
『頼む!!イルミ勝って!!!』
の願いは通じた。
イルミが勝ったのだ。
そしてヒソカは1人の道へと進みだした。
「じゃ、、また後でねvv」
「あ、うん(できれば近づきたくない)」
ヒソカにぎこちなく手を振り、見送った。
「じゃ、俺たちも行こうか」
そうしてはイルミと共にもう1つの道へと向かった。
「うぉおお!!」
「はすぐに驚くよね」
トラップにビビリながら避けるに、イルミは言った。
「ねぇ、今度一緒に仕事しない?」
イルミが誘ってきた。
「んー、次の仕事が片付いたらいいよ」
「わかった」
その瞬間、の方に矢が飛んできた。
は油断しており、矢が肩に刺さった。
「ううー、体が鈍ってる…………」
「仕事サボってばっかりだからだよ」
そう言いつつもイルミはの傷の手当てをする。
その様子には
「………イルミってイイ奴だよね」
「何?俺のこと好きになったの?」
「うぇぇえ!?」
その言葉には少し顔を紅くする。
「……もたまに可愛いよね」
「まさかイルミからそんな言葉が……………!!
ってか私はいつも可愛いよ!!」
「……………」
イルミはちょっと引いた。
傷の手当てを終え、二人は先を目指した。
「見て、あっちに光があるよ」
「あ、ホントだ」
二人の目の前には光が差していた。
その方向に進むと、大きい広間に出た。
『3次試験合格』
試験官の声が広間に響いた。
そして
「やぁv結構遅かったね★」
先に来ていたヒソカと合流。
「ん?、肩の怪我どうしたの?」
「あぁ、コレね、トラップ避けきれなくて刺さった。
でも、イルミが手当てしてくれたから助かったけど」
「ふーん」
何やらもう一波乱来そうな感じがしたので、さりげなくは後退していった。
独り言-------------------
なんか自分らしくないシーンとかあってめっちゃ書き辛かった………。
甘いの書くの苦手なんですよ;;
読むのは問題無しとしてさ。
書くの恥ずかしいからさぁ。なんか………ねぇ?(聞くな
終わり方微妙くてスミマセン;;
切り方苦手だな。考えとかんと。
By日向 葵 2007/04/20